ZendFrameworkの気に入っているところ(1)

実はこれ
http://framework.zend.com/community/contribute
企業でも近頃いろんなオープンソースを扱うようになってきたけれど、納品物にOSSを含む時、ライセンスの問題を本当にクリーンにしたかったらこういう手だろうなぁっていう。

たとえば、このブログでもちらほらソースを出していますが、厳密にはそういうところでもライセンスをちゃんと表示してっていうのをやらなきゃいけない。野良犬ソースにいちいちライセンスで突っ込む人もいないとは思いますが。
Zend Frameworkでは、だれかが好き勝手に投稿したソースってのはライセンスの問題をクリアしてないので結構シビアにチェックしてるっぽいです。基本的にはCLAを提出した人のソースしかマージしないはず。(実際的には個々のコミッタの判断も影響するわけですけど)
ということで、

宣言

このブログで引用しているソースは特に断り書きがない限り、参照先のソースのライセンスに従うものとします。文脈で判断してくださいとは言っちゃいけないのかもしれませんが、そこはすみませんが、ご了承ください。私が書いた部分はNew BSD Licenseです。

ライセンスと契約のことで

ソフトウエアに詳しい法務がいる会社にOSS製品を納品するとき、かならずツッコミを受けるのは、その納品したソフトウエアのライセンス問題とその後のリスクについて。全部オリジナルですっていうのはコスト的に見合わないことが多い。PEARを使うとなるとライブラリ毎のライセンスをチェックしたりでレポートしなければいけない。そういう実務以外のところに工数を取られるのはもったいないわけです。
Zend Frameworkなら、CLA周りの説明とプレゼン資料を1回作っておけば、ライセンスはかなりクリーンになるんですね。これはすごい。

ライセンス:http://framework.zend.com/license