お勧めノートPC -- SONY VAIO TypeA --

今、2007年モデルのVAIO TypeAを使っています。
製品情報
2年前とはいえ、フラグシップモデルというだけあって、パフォーマンス等はなかなかいいものがあります。購入当時、フルスペックでいいものを全選択していたので、いやらしい話、価格は、52万円ほど。ハードウエアRAIDを組むことができて、グラフィックチップの性能をある程度求めると、こんな選択になりそう。SSD RAID化も検討中。

世界一?高価なコーヒー牛乳

でも、VAIOが真価を発揮するのは、壊れた時!です。それも、液体をこぼすと最高です。
SonyStyleの保証ではワイドとベーシックがあって、ベーシックでは自然故障以外では保証されません。私の場合、まぁ、壊れたら買い換えた方がいいやぐらいに思っていたので、当然ベーシックだったわけです。実は、1昨年購入してすぐ、コーヒー牛乳をキーボードにこぼしてしまい、スペースキーが密着して反応しなくなりました。修理費用は、キーボードその他の交換で3万円ほど。すばらしい!払いましたよ。自業自得ですから。

3度目の修理

先々週、この愛機が壊れまして(3度目)・・・まぁ、いざ壊れると泣けますwしばらく不要不急な情報はすべてダウンさせて最低限仕事に必要なことだけをサブ機で作業していました。今回は、全く起動しないという現象でおそらくマザーボード、特にグラフィックチップ周辺だろうっていう感じはしているんですが、詳細はわかりません。面白かったのは、修理窓口の対応。実は1昨年のコーヒー牛乳のこぼし跡が残っていたとかで、今回も保証対象外なんだそうです。で、修理費用の見積もりが15万円。明らかに別の箇所の故障なんですが、もちろん払いましたよ。
すばらしい、で、そのこぼし跡というのが、確かにあるにはあるんですが、ホントに些細な汚れ。明らかに故障の原因とは違うんですが、モニタ以外のほぼすべてのパーツを交換という勢いでした。

バッテリーは残念

わかってはいることですが、大型で性能を求めたPCは異常に電力を食います。当然バッテリーの消耗も激しいです。購入当初はバッテリーで1時間程度は作業出来ていたのですが、1年半経った今では、わずか10分も持ちません。バッテリーを購入すると3万円弱、つまり、年に1回の買い換えが必要と考えると・・・まぁ、1年経ったらUPS付デスクトップとでも言って、親戚のおじさんにプレゼントするぐらいの心意気が必要なのかも。

重量感

大画面ノートというのは、モバイルとは言っても、非常に重いです。TypeAで本体が4k。ACアダプターや付属品を入れると、7k近くいくこともあります。
街中に持ち歩くような用途ではなく、基本移動は車で、出張先に移動オフィスを構築したいようなケースに向いています。
私は仕事柄、田舎廻りをすることがあるので、そういう人間にとってはTypeAの大画面はAV用ではなく、純粋に仕事用です。

フラグシップモデルを使うという小さな満足感

ワークステーションフラグシップというと、エンコードをしない人間にとっては無用の長物になってしまいますが、ノートPCだと個人が普通に仕事やゲームをするのにちょうどいい限界感があります。つまり、「よくわかんないから、一番高いの買ってきて」みたいな乗りで選択するのに最適なわけです。
それに、修理にも金がかかるということは、よくよく理解しておく必要があるなぁと。最近のパソコンは安くなってきているので、買い換えてしまってもよいのですが、ソフトウエアのインストールやら設定やらを考えると、修理に出した方がよさそうだったのです。
これは、Windows7になって、OS環境を仮想ディスクに構築するのが当然になってソフトウエア環境の可搬性が増せばそういう問題も少なくなるのかもしれませんが・・・
修理費用を考えると、やっぱり保証はワイドにしとくべきでした。なんとなくですが、修理窓口の対応も、「お前ベーシックだろwwww」みたいな感じで非常に好感が持てたので、クレーマーになってやろうと思ってるんですが、今は忙しいので、そこはテキトウ。ここはやっぱり、オプションを全部いい方に振ったつもりが、ここだけ手を抜いたというせこさが裏目にでました。次に買い換えるときはワイド保証にして、サブ機に同じもの買って、シャンパンファイトするぞっと。