デスマの友
某プロジェクトがデスマになった時、お世話になった息抜きスポットの<be>ブーランジェピシエ@六本木ミッドタウンがどうも閉店してるっぽい?のでちょっと残念だなと思った。
デスマなプロジェクトって自虐的に語られることが多いんですが、現場が殺伐としていても息抜きできればそれはそれでいいんじゃないだろうか。逆になんか余裕に管理されてる方が息苦しいと思ったりもします。
beってどんな店だったか
http://www.be-japon.co.jp/produits/lepain/index.html
ブーダンノワールをつかったミニバーガーとか、残業食に食べていたオードブルセットとか、チーズ乗せフィセルとかかなり行けてたんですが。
伊勢丹新宿店ってのがあるらしいので、今度、行ってみようかな。
まぁ、一番は、バゲットビー。数あるバゲットの中でも、ヴィロンのバゲットレトロドール、メゾンカイザーのバゲットモンジュ、トントンビゴのバゲットとか、それぞれいい味出してるバゲットに負けてなかったんですけど。
あんまり客が入ってなかったのは事実。
飲食店って難しいんだろうなぁと。
パン屋のイートインって
たとえば、ヴィロンで食べるランチとか、うまいにはうまいんだけど、これは過大評価できない時代になって来たと思います。
数年前だと、一般家庭でブラッスリー&ブーランジェリーな食事を再現するのは至難の業でしたけど、最近だと
- 通販で特殊な食材を取り寄せられる
- オーブンの進化で高温で焼けるようになった
- HBでのパン生地作り技術が進化した
という流れのなかで、その気になれば、作れるようになってきた。
とはいっても、値段がぐっと下がるわけじゃないですけど。
デスマの友
デスマで息を抜くには、やっぱり手元でのストレス解消かな。 うまい店が近くにあればそれがいいんだろうけど、なかなかそうもいかないから。
- そこそこうまいインスタントコーヒー
- ノイズキャンセリングヘッドホン
- ウィークリーマンション
- 静かな朝食と毎食に大盛りのサラダ
- カップスープ
こんなところかな。
バゲットを劇的にうまい状態で食べる
たとえば、ストレス解消に大量に食べると言うのは結局のところ、さらなるストレスになったりするので、深夜のラーメンとかは避けた方が吉。
高級店を渡り歩くのは財布に悪いので避ける。
すると、手元の手ごろな食材を劇的にうまく食べる方法をいかに編み出すかというのは結構重要。
たとえば、バゲットとか。
どんなにうまいパン屋で買っても、逆に普通のパン屋で買っても、拠点に持ち帰って翌朝に食べたりすると、結局一緒。ホントのおいしさはない。
しかし、どちらの場合も、うまく温めると劇的にうまくなる。
よく、フランスパンを温めるのに、スライスしてオープントースターでっていうのがあるけれど、あれはダメ。フランスパン本来のおいしさの80%を台無しにしてしまう。しゃぶしゃぶがお湯の中に肉のうまみをすべて捨ててしまうのと一緒。(ちがっ
バゲットは塊のまま、余熱したオーブンで焼く。スチーム系のオーブンならスチームを使い、なければ水でばしゃばしゃ濡らしてから焼くといい。
外はバリっとして、なかから湯気が立ち上るほんもののバゲットになる。
そう、デスマをうまく泳ぐコツみたいなもの、これはプロレタリの水かきのようなもの。必死なようで意外と簡単にクールに過ごせる。