素潜りな3月
成功と失敗
失敗プロジェクトに参加すると「そこは無理筋だったなぁ」とか「ここはあぁすればよかった」とかいう反省が生まれてきます。フリーのエンジニアとしては、サービスの要件定義部分から関与できるケースは少ないので、デスマーチな状況に入ってから召集された場合でも現場の流儀をいち早く読み取って問題を解決するという成功体験の方が多くなります。その成功と失敗の狭間で、自分の中の設計に対するこだわりのようなものが(良し悪しじゃなく)むくむくと起きだしてきて、自前のフレームワークを持ちたいという欲望にかられます。大食いプロジェクトでいつも食べ残すピースが設計です。
PMを途中から交代ってこともあるわけですが、引き継いだからと言って設計のコアな部分に手をいれるのは難しいというのもあります。逆に自分が降りたこともありますが、そんなときは後継に申し訳ないなって思うこともあります。
それでもデスマーチは良心的
意外にデスマーチな現場を仕切っている会社って良心的なところもあるような気がします。限られた予算と納期の間に、限界まで仕様を突っ込んで、ぎりぎりまでお客さんのニーズに答えようとしてしまうわけですから。
フリーな一年の過ごし方
フリーのエンジニアでもいろいろいるとは思いますが、私の場合、年間計画として前半に予算のほとんどを稼いで、後半は新規の仕事を受けずに来期のための仕込み(勉強とか)に使いたいと考えています。まぁ、自分の場合、フリーなエンジニアとしての側面と、一応自社サービスの維持を両立しておかないといけないので・・・完全なフリーじゃないわけですが。
無給の設計は素潜りのようなもの
年の後半はそんなわけで、採算度外視で何かを作っていたりするわけですが、4月までに再浮上しておかないとそのまま沈んでしまいます。今年はなんか終わりません・・・。めずらしくブログなんぞ書いてるからいかんのかな(笑